思い入れが強く長い文です。すいません。
7月から保育園で働いていましたが、今日で引退しました。
2歳の子(空組)と主に一緒にすごし、時には5,6歳と山登ったり、合宿に行ったりもした。
書ききれないほどおもしろいことや、たくさんの学びがあった。
本当に表現しきれないほど貴重な体験をしてきて、子供たちにも、親のみなさんにも、職員の方々にも、そして、園長に心から感謝しています。
子供達はかわい過ぎてもうあんまり会えないと思うと淋しくてたまらない。
昨日は、何かを感じているかのように2歳のNちゃんの様子がおかしくて、大好きなおかあちゃんが来ているのに帰りたがらない。その姿を見て泣きそうになった。
心で処理しきれない問題が発生した時は川に行く。
夜中一人たくさんの楽器をもって川に行った。
ドンドン淋しくなってどうしていいか分からなくなったが、何も考えず川を眺めていた。
そう言えば保育園で働く前も同じ場所で複雑な心と対決していた。そして、俺のやりたい仕事は雑誌やネットには載ってない!と思って、保育園に飛び込んでみたのだ。
その考えは的中して感謝の気持ちが湧いてくる時間を今過ごしている。
川に始まり、川で終わったね。
お別れ会&ライブをやることになった。
引越してしまう子が3人。Yぺー、Mりん、Kしろうのために!
まずは5,6歳の子が俺のために水戸黄門の主題歌「人生」をうたってくれた。次は俺もギターで参加し「せかいがひとつになるまで」をうたった。
「人生」は泣けたなぁ。
そしてまっちゃんライブ。
まずは本当だったら3月に一緒に卒園するはずだった、セネガルに引っ越したHちゃんと弟Yいちのためにジャンボの歌(アフリカの歌)をうたった。Mさんが太鼓を叩いてくれた。総立ちでノリノリ!セネガルまで声は届いたはず。
そしてKボーとクリスマス会でやった絵描き歌、嫁が三線で島人ぬ宝。
T(2歳)がいつもリクエストするすずめがサンバ。などうたいました。
実はライブする前TのおねーちゃんMちゃんが本当に何気ない瞬間に「Tと遊んでくれてありがとう」と俺に言った。
何か言いたかったけど涙が溢れて止まらなくて何も言えなかった。うれしくて、みんなと離れるのが淋しくて涙が止まらない。でも、次々いつものように子供は話しかけてくる。余計泣けるじゃねーか!!という感じでした。
そして一番泣けたサルサガムテープの「くらげ」。
引越しする子3人、やめてしまう大人2人をステージに呼んだ。
いつもはくらげの部分をクリスマスだったらサンタにしたりしていたが、子供3人の名前はちょっと歌いづらいから、「くらげをステージに居るこ3人だと思って歌ってみよう!」と唄い始めた。
くらげが泣いた くらげの涙が夜空にとけた
くらげが踊る ~ くらげが飛んだ ~
くらげがキレタ ~ くらげが歌う ~
くらげが笑う くらげの笑顔が世界を救う
無邪気にステージで踊る子供3人。
頭の中では3人が泣いたり、踊ったり、キレタり、うたったり、笑っていた。
色々な事を思い出した。
泣いている大人、子供が目に入り、俺も泣いて歌えなくなってきた。
音楽の凄さをまた知ってしまった。
本当に感動した。
あの感覚は一生忘れまい!
こんな体験できて俺は本当に幸せ。
みなさんに感謝です。
感動ライブのあとは、涙腺ユルユルでもうダメ・・
寄せ書き、絵などいろいろいただきました。本当にありがたい。
お迎えの親の方々にも声をかけていただいて本当にうれしかったです。
さらに泣かせてくれたのはAちゃん(2歳)。おかあさんと俺の前に現れた。「まっちゃんにお手紙書いてきたの」と渡され見ると、絵が描いてあったりする。
母「まっちゃんのこと好きなんだよね?」
A「うん」と健気に頷く。
母「まっちゃんにダッコしてもらいな」
Aちゃんが俺のヒザに乗ってきた。ダッコしたら涙が止まらない。
本当にかわいいんだよ。本当に淋しいよ。
そこに有難いことに「ありがとう」と言いに親の方が次々と来るが「すいません。今しゃべれません。」と涙全開の俺でした。
Nちゃんは今日も帰りたがらず、俺がお姫さまダッコで車まで連れて行った。
空組たちや他の子供といろいろなさよならをして泣けました。
さよならと言っても引っ越すわけじゃない。
ライブもきっとやるし、ちょいちょい来るさ!
ここでの経験は俺にとっての宝だ。本当にここで働けてよかった。
感謝の気持ちで今はいっぱい。
さみしくなんかねーぞ!
これからの子供たちの成長を楽しみに生きて行こう!!